DPS
Date Print Serviceの略です。企画からデータ処理、出力の発送までを一体的に実施するサービスのことです。
ITO
Indium Thin Oxideの略で、酸化インジウムに酸化スズを微量添加した化合物のことです。可視光を透過するため、主に透明導電膜として電極に使用されています。インジウムは希少金属のため、酸化亜鉛などが代替品として使用されることもあります。
n型半導体
電子がキャリアとして移動し、電気を伝える半導体のことです。nはnegativeを表します。
p型半導体
正孔(ホール)がキャリアとして移動し、電気を伝える半導体です。pはpositiveを表します。
pJ
ピコリットルのことで、ピコとは10を表します。家庭用IJプリンタでは写真プリント用などに最小1pIのインクが使用されています。
pn
半導体で、P型とN型の領域が接している領界領域のことです。接合部で発行や光起電力効果を示し、LEDなどの発行素子、太陽電池などに応用される他、整流性があるためダイオードやトランジスタにも利用されています。
PS版
Pre-Sensitized Plateの略です。オフセット印刷用の版の一種で、感光剤がアルミニウム板に塗布されています。フィルムを介して紫外光で露光することにより、露光部が硬化、現象後は露光部が残り、印刷用の版ができます。CTPの発展によりPS版市場は縮小しています。
RP
Rapid Pritotypingの略です。コンピュターを用いた3次元のモデルの試作手法のことです。光造形が最も一般的だが、IJを使用した手法も最近活用されています。製造業、宝飾業などで主に製品開発用に用いられています。
バブルジェット
インクジェットの一方式で、サーマル方式のことをいいます。熱でインクノズル内に気泡を作り、気泡の圧力でインクを吐出します。機構が簡単で集積化しやすく、コスト的にも安価なのが特長です。
半裁
紙の原紙サイズの半分の大きさのことをいいます。例えば菊全は939×636ミリなので、菊半サイズは636×469ミリになります。
重合
モノマーからポリマーを合成する反応のことをいいます。各種の重合反応がありますが、UV硬化ではラジカル重合やカチオン重合が利用されます。
前駆体
プレカーサーともいいます。ある物質を得るための前段階の物質のことです。低分子有機物は一般的に溶剤は不溶ですが、溶剤に可溶名前駆体を用いることで、低分子有機材料でも塗布・印刷が可能になります。
可食フィルム
食べられる素材で作られたフィルムのことです。食品への印刷シートとして利用されています。オブラートも可食フィルムの一種です。
液晶
液晶は固体と液体の中間状態の一つで、代表例としてネマティック液晶とコレステリック液晶があります。ネマティック液晶は通常の表示装置で使用されています。コレステリック液晶は液晶分子が縲旋構造をしており、縲旋ピッチに応じた光を反射し表示します。
カラーフィルター
可視光の特定波長域の光のみ透過させるフィルターです。CCDやMOSなどのイメージセンサ、液晶や有機ELなどのディスプレイや液晶プロジェクターなどで使用されています。
単結晶
結晶のどの位置でも結晶軸の方向が同じであり、空間的に同じ繰り返しパターンを持つ配列をしている物質のことをいいます。多数の微小な単結晶の集まりは多結晶と呼びます。
定着
電子写真記録方式においてトナーを被記録材料に固定させるプロセスのことをいいます。または現像直後のフィルムから余分な感光剤を取り除く処理のことをいいます。
ティッシュエンジニアリング
組織工学と訳され、「細胞、材料(足場)、シグナル伝達系」を組み合わせ、主として人工臓器・組織を作りだす概念をいいます。
電子写真
光導電性材料(感光体)と着色微粒子(トナー)を用いて、帯電、露光、現像、転写、定着のプロセスを経て紙などに画像を形成します。複写機やプリンタで用いられています。
捺染
染顔料を用いて、型やデータに基づいて模様を付けたのち、熱処理により固定化する染色方法のことをいいます。プリントともいいます。
ナノインク
ナノサイズの超微粒子をインク化したものです。超微粒子には、金、銀、プラチナ、銅などの金属が用いられます。粒子サイズは5mmから数十mm程度で、水のように非常に流動性が高く、インクジェットプリントが可能です。微細配線などで使用されています。
粘度
液体やインクなどのねばりの度合いのことをいいます。粘度を表す単位としては、ポアズ(poise)やパスカル・秒(Pas)が使用されます。1poiseは0.1Pas(パスカル秒)です。
パーソナライゼーション
一人ひとりに合わせてカスタマイズすることをいいます。個人ごとに印刷物の内容を変えることなどをいいます。
バイオプリンティング
プリント技術に用いて皮膚、軟骨、骨、臓器などの生体材料を作成することをいいます。三次元立体の構築を行うのが特徴です。
有機半導体
ペンタセン、フタロシアニン類やAIq3、ポリチオフェンなど、半導体の特性を持つ有機物質のことをいいます。EL、TFT、太陽電池やコンデンサなどへの応用検討が進められています。
Sip
System in Packageの略。複数の半導体チップを積層し、一個のパッケージに収める技術のことです。3次元に積層することで、平面空間が少なくても実装密度が上がる点が特徴です。薄型化も進められています。
TFT
Thin Film Transistor(薄膜トランジスタ)の略で、FET(電界効果トランジスタ)の一種です。トランジスタを構成する半導体や絶縁膜、電極など基板上に薄膜で構成されていることから薄膜トランジスタと呼ばれます。